取締役市村インタビュー｜株式会社イオシス（IOSYS Co., Ltd.）

起案したことに対し自ら最前線に行ける

──イオシスとの出会い、教えていただけますか？

丸紅株式会社（以下、「丸紅」）に在籍時、担当していたリユース関連事業を強化していくにあたり、主にtoBの新規取引の立ち上げに携わっていました。
この事業が軌道に乗り始めた中で、更にリユース事業をどう拡げていくか考えたときに、toBも継続しつつ、併せてtoC対象である消費者とも直接関わっていくべきだなという感覚があって。
その中で創業してから現在に至るまでしっかり消費者と繋がっているイオシスってシンプルにすごいなと。
そこから中本会長へお声がけして現在に至ります。

──実際に資本関係を結び、取締役として着任した所感をお願いします。

自分で起案したことに対し責任を持って自分が最前線に行ける、ということがとても嬉しかったです。
企画から実行までやれるというのが一番やりがいを感じるところだし、モチベーションに繋がっているところなので。

──現場で働きたい、ということでしょうか？

そうですね。学生時代はずっと、自営業の焼肉屋さんでアルバイトをしていました。
その時、自分で調達して、自分で何かしらの付加価値を与えて、自分で接客する、これがとても楽しかった。
私の働き方の源になっている部分で、今も変わっていません。

自分のやりたいことが叶うと信じられる会社であってほしい

──イオシスでやるべきこと、何だと思いますか？

まずは管理体制の強化だと思っています。
と言ってもイオシスの良さの一つである柔軟に自由にやってきた部分を直接的に制限するということでなくて、この規模の大きさの会社であれば必要であろう管理の仕組み等を整えていけたらと思っています。
あとはイオシスの更なる成長に向けた支援ですね。

──成長に向けた支援、というと？

一例でいうと、販売や調達チャネルの拡大ですね。
私も営業畑で育ってきたので、外の企業と会話をするのが大好きです。
消費者向けの強いブランドを持つイオシスと、販売、調達、サービス等の様々な観点で外部企業を繋げていくことで、イオシスはもっと面白い会社になれるのではと思っています。

──最後に、市村さんが見据えていることを教えてください。

会社が大きくなると、自分のやりたいことは実現可能なのか信じられなくなる時もあると思います。
だからこそ、皆の意見も取り入れた上で、中長期的な成長戦略を目に見えるようにしていきたい。
そうすることで、自分のやりたいことが叶うと信じられる会社であってほしい。
あとイオシスの企業文化は守りたいですね。スタッフの主体性が強いのにも関わらず協調性があるところとか、何事も真剣に面白くしようとしているところとか。
そのためにも、もっと各部署と積極的にコミュニケーションを取っていきたいです。新人として、熱意を伝えていきたいと思います。
大阪弁は喋れませんが…笑。あざっす！